遊の日記

暮らしに遊を学びと趣味のブログ

万年筆がある幸せ

 
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購入して1か月使い、インク漏れが激しかったので購入店へ修理に出した 。「ペンに不具合はなく、そちらのインク詰まり」こんな失礼な返答。お客様と呼ばず、そちら と呼び、更におかしな内容で、取るべき手数料は今回サービスするから送料と分解掃除代で、3000円ばかり早急に振り込むことを請求された。

 販売店でこんなやり取り考えられないですよね。まず何のための1年保証なのでしょうか。ひと月でインク漏れするほどの、インク詰まりって考えられます?しかも私は、分解洗浄してから品物送ったんですよ。言葉遣いも案内も不振以外なかったので、分解掃除は自分で出来るから要らない。送料は着払いで送り返して貰うことにしました。

 たったそれだけのやり取りで、商品を送ってから1か月と少し経過した。

 手元に万年筆がなく気が気ではなかった。一つ問題を抱えると、いろんなとこで集中出来なくなる程、私には必要な万年筆。

(あら?修理無しで戻って来たけど、送料は払ってくれてるわ(*^_^*))

 なぜ必要かと説明すると、元々、書道経験があり、字は綺麗なほうでした。いつからか首の前側、椎間2箇所が損傷して、肩から指先がうまく使えなくなり、ボールペンや鉛筆では、手が辛くなって書きにくいのです。

 そこで、万年筆だと手が楽で、字は元のように綺麗には書けませんが、力が必要な固いペンよりかは、疲労が少ないです。これが理由ですね。柔らかいタッチで書ける万年筆の良さです。

 字が書けないならパソコンで打てば良い!と試したものの、首が痛くてたまらない。スマートフォンの方がマシだとさえ思う。

 最近、音声で文字を打つ方法を知った。アドリブでポンポン話せる人もいるでしょうが、私には、これをするにも原稿が必要。結局万年筆は要るのです。

 今使っているセーラーのプロムナードは、私の手と相性が良く、力を入れずに字が書けます。1ヶ月と少し、なかったものだから、今日手元に戻ってきて、「おかえり!」の感情が湧きました。早速、分解洗浄をして原稿を書き、ブログに載せています。

 すっかりセーラー万年筆のファンになっているのですが、所持しているのは、このプロムナード14金 EF 1本のみ。

 他にステンレス製のペン先や、14金ペン先の上に、24金メッキ加工したもの、また、24金そのもの等がありますね。

 ステンレスのペン先を試し書きした時、とてもインクの出が良くて、するする字が書けました。ペン先の素材が、何で出来ていようが、書き心地に、硬い柔らかいは存在しない意見もありますが、私にその存在は、ありましたね。

 やはりステンレスは固く、私の手が長い文章を書き続けるなら、金ペンの方が字が書きやすかったです。きっと書き方のクセが、そうさせるのでしょうね。私がステンレスを使うと、丸字っぽくなりました。好きな書体が書ける方を選ぶって楽しさも発見しましたね。

 できればお気に入りの一本のみを、使い続けたいのですが、その前に色々試さなきゃ、店先の試し書きでは、自分の一本は決まりませんよね。(こんなに高価な品なのに)

 そうして、やっと見つけて、私の使うべきペンは EF 極細だったのです。判明するまで長い年月( と金額は伏せる)が、かかりましたが、それが分かっただけでも幸せ。

 大切にしてる万年筆を手に取り下書きをする。小さな欲求を満たす小さな幸せ。

 欲張らなければ幸せだけど、欲がないと生きている理由が見つからない。今日思うことは、人は欲求を満たすために生きているんだってこと。

 私は幸せに生りたくて紙と万年筆を使う。

【万年筆がある幸せ】

https://a.r10.to/haN7tl

 

 2021年7月に手芸作家としてデビュー。

作品出品先 手工芸サイトiichi⇩

https://www.iichi.com/shop/flocondeneige

作り方の無料配信などYou Tube動画⇩

初めてのハンドメイド❦遊のVlog

https://youtube.com/channel/UCdL9IvluvzRaNlyNHi5JPIw